2012年06月13日

書を捨てよ、町へ出よう

 昨日はメイド君や他の男友達とサッカー観戦。メイド君の家のテレビで。

 久し振りに顔を会わせたせいか、妙な気恥ずかしさが。

「お前、最近大学来てた?」(男友達A) 「むーさん、大丈夫っすか? 体の具合でも悪いんですか?」(メイド君) と、気遣ってくれる面々。申し訳ない。心が病んでるだけです。

 審判が試合を壊してて酷い展開になってたけど、わいわい騒ぎながらみんなで見るのにはその方が楽しかったりする。

 内田選手が胸元を掻き抱くような仕草をしながら転倒してる、ほんのりとしたセクシーなシーンも見れたし。

 ……俺、やっぱりそっちの気があるのか? 考え出したらまた気持ち悪くなってきたけど、酒のせいにして周りを誤魔化す。

 ……今日はちゃんと大学に行こう。





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posted by むー at 06:10 | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2012年06月11日

見ないで下さい。その2。

「キョウイチー、早く早くー!」

 楽しそうに笑いながら、だいぶ先を行くユウキがこちらを振り返りぶんぶんと手を振った。反動でふわりとチェックのスカートがひるがえり、黒のニーソックスの上から覗く白いふとももが大胆に陽光の下に晒された。

 まあ、それはいい。誰のものであれ、笑顔を見て悪い気はしない。

 だが、場所が遊園地で、俺とユウキの二人だけで来ているという現実が重かった。

 そして何より、ユウキは男だ。

「……何で不機嫌な顔してんの? お腹でも痛い?」

 不安気な表情で、ユウキが俺の顔を覗き込んでくる。

 俺は目の高さよりもわずかに下にあるユウキの頭をぽんぽんと叩いて、

「……いいや。あそこで売ってるアイスクリームだって食えるくらい元気だ」

 少しだけ引きつった笑いを浮かべた。

「アイスクリーム? あ、ホントだ。おいしそーだね! わあ、その隣のはチュロスかな?」

 俺の視線の先を追って、ユウキが歓声を上げた。

 ……どうしてこんなことになったのか。それは先日の一件に遡ることになる。





「そんな格好してるから体が冷えるんじゃないのか?」

 まだ熱でとろんとした視線をスプーンの先に向けてふらふらさせ、ベッドの上で半身を起こして俺が買って来てやったプリンを口へと運ぶユウキにそう言うと、

「うー。だって、可愛い服が着たいんだもん……」

 ユウキが頬を膨らませた。

 元々、女っぽい顔立ちをしているヤツだったが、ある日突然、女の格好をして俺の前に現れた時はさすがに驚いた。そして、女装がこれほど違和感なく似合うことにも。

 まるで初めからそうだったかのように、何の説明も恥じらいもなく俺との関係を――別に妙な関係ではなく、ただ単に幼なじみだというだけだが――続けるユウキに、むしろ俺の方が恥ずかしくなってしまって、女装に何も言えずにその日を過ごしてしまうと、さらにその指摘はしづらくなってしまい、それが日毎に積み重なってゆくとあまり気にならないほどになってしまった。

 気にしないようにしていた、という方が正確かも知れない。出会って一週間そこらの人間相手ならともかく、幼なじみとの関係を拗らせることにどこか怯えていたのだと、後々になってみればそう思う。

 今は、それを話題にすることも難しくはないが、だからといってユウキが女装をやめるわけでもなく、男だという事実が変わるわけでもない。

「そうじゃなくてだな。いや、そうなんだけど、寝る時にはスカートは止めとけ。暖かくしないと治るものも治らないだろ」

 空になったユウキのプリンのカップとスプーンを受け取りながら、俺はそう言った。

 その指摘にユウキは布団を除けてスカートの裾を人差し指と親指で摘み上げると、

「……そうかも。優しいね、キョウイチ」

 ちょっと無理をした笑顔を浮かべて、のろのろとベッドから降りてクローゼットへと歩いて行こうとして、

「……あれ」

 椅子に座っていた俺の方へと倒れてきた。足元が覚束ないらしい。

「俺が取ってきてやるからベッドで楽にしてろ」

 ある程度予想していたので、慌てることなくユウキの体を受け止めると、俺はベッドにユウキを座らせてクローゼットに視線をやった。

「ええー……でも、何か恥ずかしいし……。ぱんつとか見られちゃう……」

 さらに顔を赤くして、ただでさえ定まらない視線をどこへともなく逸らせ、ユウキはそんなことを言った。

「ぱんつどころか、その中身まで見たのに今さらかよ」

 呆れて俺がそう言うと、ユウキはようやくそれに気づいた顔をし、うっすらと涙を浮かべた。

「キョウイチにボクのゾウさんを見られたっ! もうお嫁に行けない……!」

「ゾウさんがついてる時点で嫁には行けねえんだよっ!」

 わっと泣き声を上げてベッドに倒れ伏すユウキに、思わず俺は声を荒げた。

「責任……取ってよね……」

「何の責任だ、何の……」

 頭を掻き毟りながら俺が呟くと、

「タダでボクの秘密を見たんだから、その埋め合わせが欲しい」

 具合が悪そうなのにも構わず、ユウキはキッと俺の方を睨んでそんなことを言った。

「その言い方だと、金払えば構わないみたいだな。大体、秘密も何もガキの頃からの仲なんだからお前が男なのは知ってるだろうが。よく考えたら、大昔に一緒にプールに行って、水着に着替える時にお前のゾウさん見たような気がするし」

「そうやって、正当化するんだ」

「やましいところ、一切ねーし。そもそも、その時に俺のもお前に見られてるよな、多分」

 返す言葉に詰まって、ユウキが下を向く。俺が勝利を噛み締めようとした瞬間、ベッドを小さな滴が二度、三度と濡らした。

「おい、ガチ泣きかよ!」

 頬から顎までを伝う輝きに、相手が病人だということも手伝ってか罪悪感が俺を襲った。

「わかったわかった! 埋め合わせはしてやる! ったく、座薬入れてやった俺が何でそんなことを……」

 思わずこぼれた俺のグチに、ユウキが微かに口元だけで笑ったように見えた。毎度のことながら、敵う気がしない。

「で、具体的に埋め合わせってのは何だ」

「セッ」

「それ以上は言わせねーぞ」

 問い掛けに間髪入れずに答えようとしたユウキの口を、俺も負けないほどの手際の良さで押さえた。

 ユウキが何やらむーむーと喚いているが、気にしたら負けだ。

「出来ることにしろ。もっと現実的な」

 手を離してやると、ユウキは残念そうに頬を膨らませて次の候補を上げる。

「キス」

「却下」

「……ダメ?」

「ダメだ」

 人差し指を口元に持ってゆき、甘えた仕草で追撃を掛けてくるユウキを、俺は無慈悲に切り捨てた。

「口じゃなくていいから。ほっぺで」

「どっちがどっちにかは知らんが、断る」

 ユウキは黙り込むと、もそもそと布団の中に潜り込んだ。ぷいっ、とそっぽを向いてしまう。

「いや、だから着替えろっての。クローゼット勝手に開けるぞ」

 一応、ユウキの反応を待ってみたが何も応えが無いので、俺はクローゼットの前までゆっくりと歩いて行った。

「……デート」

「何か言ったか?」

 開けるなとでも言ったのだと思って振り返ると、ユウキは潤んだ瞳でこちらを見つめてもう一度同じ言葉を繰り返してきた。

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 ぐちゃぐちゃした気持ちを整理出来なくて、ほぼ引きこもりと化していると本当にロクなことを考えない。

 自分がどうしたいのか、どうなりたいのか、悩んでいると吐き気と頭痛がおさまらない。

 それから逃げるために何か他のことを考えようとして、気がつけばこんな少し前に書いたクソ小説の続きなんか書きながらうーうー唸っている日々が続いている。

 一日の間に躁と鬱が目まぐるしく入れ替わっているようなテンションが辛い。





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2012年06月09日

手を伸ばせば届きそうな禁断の果実。

 まだ女装をしてみようという決心はつかないのだけど、女装を指南しているサイトやブログを巡るのが変に楽しい。

オンナノコになりたい!




 ネットさえあれば女性服を買うのも難しくはないのだから、インターネットに感謝してみたりだとか。

 決して女っぽい体型はしていないので、着るとしたらボディラインが出ないような服だななんて考えてみたりとか。

 それなら当初の目的に微妙に掠ってる、メイド服(それも俺の好きな裾と袖の長いタイプ)ならうってつけなんじゃないかとか。

 読みながらいろいろと考えるのもなかなか楽しい。

 踏み出したら戻れない気がする世界の境界でまごまごしてるこの感覚にゾクゾクしていて。不快感なのか快感なのかもよくわからないけど。

 ……だんだん自分がおかしくなっている気はする。







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